一人旅で「何もしない時間」をあらかじめ入れている理由

一人旅なのに、なぜか疲れてしまう理由

一人旅は自由なはずなのに、「予定を詰めていないのに、なぜか疲れる」そんな感覚を覚えたことはないでしょうか。

私自身、一人旅を重ねる中で移動距離や観光地の数よりも、別の要因が疲れに大きく関係していることに気づきました。

それが、「何もしない時間」の有無です。

一人旅で疲れやすくなる正体は「空白のなさ」

一人旅では、すべての判断を自分一人で行います。

  • 次はどこへ行くか
  • 今入るか、やめるか
  • 少し休むか、このまま進むか

これらは小さな判断ですが、積み重なると確実に疲労として現れます。

予定を詰めていなくても、常に何かを判断し続けている状態が続くと、頭と心は休まる時間がありません。

「何もしない時間」はサボりではなく調整

ここでいう「何もしない時間」とは、

  • カフェで目的もなく座る
  • 景色を見ながらぼーっとする
  • 次の行動を決めずに歩かない時間

こうした判断をしなくていい時間のことです。

この時間をあらかじめ想定しておくと、旅の途中で疲れが出ても「想定内」として受け止められるようになります。

結果として、無理な行動や後悔が減りました。

実際には、あらかじめ何もしない時間を想定していても、その日を「動かない日」として受け止められず、罪悪感を感じてしまうこともあります。

あらかじめ組み込むと、旅全体が楽になる

私は最近、一人旅の計画を立てる際に必ず「何もしない時間」を含めています。

  • 午後に1時間は予定を入れない
  • 移動後はすぐ次に向かわない
  • 疲れたら何もしなくていい前提にする

こうしておくと、予定通りに動けなくても焦らなくなります。

「余白がある」という感覚そのものが、一人旅の安心感につながっていると感じています。

一人旅は、動いた量より整え方で決まる

一人旅の満足度は、どれだけ多くの場所に行ったかではなく、
自分をどう扱えたかで決まります。

何もしない時間を入れることは、自分の状態を整えるための技術です。

これは怠けではなく、旅を長く楽しむための工夫だと思っています。

なお、一人旅では「その日」だけでなく、前日の判断消耗や余白不足が、翌朝の疲れとして表れることもあります。
朝からすでにしんどさを感じる日の考え方については、「一人旅で『朝からもう疲れている』と感じる日の考え方」で整理しています。

一人旅を続けて気づいたこと|不安でも疲れても、私がやめなかった理由

まとめ

一人旅で疲れにくくするためには、行動を減らすよりも判断しない時間を意識的に作ることが大切です。

「何もしない時間」をあらかじめ旅に含めておくことで、不安や疲れに振り回されにくくなります。

一人旅は頑張る場ではなく、自分のペースを確かめる時間。
そう考えると、旅の見え方も少し変わってくるはずです。

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