一人旅の朝、まだほとんど動いていないのに「もう疲れている」「正直、今日はしんどい」そんな感覚になる日があります。
しっかり寝たはずなのに回復した気がしない。体力的には余裕があるのに、気持ちが重い。
この感覚を「自分は体力がない」「一人旅に向いていない」と受け取ってしまう人は少なくありません。
ですが、この“朝からの疲労感”は、体力不足ではないケースが非常に多いです。
朝から疲れている正体は「体力」ではない
朝からしんどさを感じる日の多くは、前日にすでに 判断の消耗 が起きています。
一人旅では、
・行き先を決める
・移動方法を考える
・食事を選ぶ
・次に何をするかを考える
こうした小さな判断が、知らないうちに積み重なります。
前日は楽しく動けていたとしても、判断を重ね続けた結果、回復しきらないまま朝を迎えることがあります。
この状態では、身体より先に「判断する力」が疲れています。
前日の「余白不足」が翌朝に出る
特に影響が大きいのが、前日に 何もしない時間がなかった場合です。
行動量が多くなくても、
・ずっと考え続けていた
・次の予定を常に意識していた
・休んでいても頭が動いていた
こうした状態では、睡眠だけでは回復しきれません。
一人旅における回復は、「寝ること」だけでなく判断しない時間があったかどうかで決まります。
これは、
・「何もしない時間」をあらかじめ入れる理由
・夕方に急にしんどくなる理由
とも深くつながるポイントです。
朝から疲れている日は「調整日」でいい
朝から疲れていると感じた日は、無理に立て直そうとしなくて大丈夫です。
その感覚は失敗ではなく、前日の判断消耗を知らせるサインです。
この日は
・予定を減らす
・判断を先延ばしにする
・「今日はここまで」で線を引く
といった調整が有効です。
「今日はもう十分」と思える基準を朝の時点で下げておくのも、立派な一人旅の技術です。
一人旅は、毎日フル稼働するものではありません。
朝から疲れている自分を否定せず、「今は回復を優先する時間」と捉えることで、旅は長く、穏やかに続いていきます。
この朝の違和感を感じたときは、無理に予定を立て直そうとするよりも、一日の判断量を減らす視点で行動を組み直す方が楽になる場合もあります。
朝の時点でこうした感覚がある日は、無理に予定を組み直すよりも、あらかじめ動かない一日として受け止めたほうが楽になることもあります。
まとめ
一人旅で朝から疲れていると感じる日は、体力の問題ではなく前日の判断消耗と回復不足が原因であることが多いです。
・疲れは行動量ではなく判断回数で増える
・余白がないと回復は遅れる
・朝の違和感は調整サイン
この視点を持つだけで、一人旅のしんどさは自己否定に変わらなくなります。
一人旅は修行ではなく、自分の状態を理解し、整える時間です。

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